子供のためのバイオリン教室上巻・導入編
3歳4歳くらいからバイオリンを始める方向けのテキストです。
かわいいイラストが描いてあるので、ひらがなの読めない年齢の方でも楽しく練習できる教材です。
イラストに色塗りをしてみたり、音符の数を数えたり、手拍子でリズム練習をしたり、これ1冊で導入レベルが完了します。
五線譜での表記ではないので、別に五線のノートを使って音符の読み書きの練習も平行して行うのがベストです。
子供のためのバイオリン教室中巻・譜読編
第2弦と第1弦を混合した曲が掲載されています。
習い始めの練習には弾きやすいシャープ3個の曲が多いです。
上巻とは違い、五線譜の楽譜になります。
この1冊で音の名前(ドレミ)が読めるようになり、音の長さも理解できるようになります。
練習課題と曲が交互に掲載されていて、ステップアップも分かりやすく対応できる楽譜です。
子供のためのバイオリン教室下巻・応用編
シリーズ最終巻で、4弦全ての習得が出来る子供向けテキストです。
音符も大きく、はっきりしているので、小さい方に弾きやすい楽譜になっています。
後半は発表会にも披露できるような、映える曲も掲載されていて使える1冊です。
シャープの曲しかないので、フラットの曲を勉強したい方は別冊を取り入れたほうがいいです。
篠崎バイオリン教本1巻
定番の教則本で、これ1冊で全ての弦が弾けるようになります。
シャープ、フラットの曲もそれぞれ2つまで掲載されていて、練習課題もたくさん集まっている、コスパ最強テキストです。
かわいいイラストは全くなく、スキル向上のみで確実にレベルアップを望む方向けのテキストです。
他のバイオリン教則本との違いは、シャープ無しの第2弦、第3弦の音から習います。
付属のCD音源も販売されています。
篠崎バイオリン教本2巻
前半は、音階順に曲が編集されており、学習しやすい順番で練習できます。
2重奏の楽譜になっていて、先生とのアンサンブルが楽しめます。
後半は、セブシック(左手強化テキスト)の抜粋やカイザー練習曲の短縮版も掲載され、1巻に引き続きコスパ最強テキストです。
シャープ、フラットはそれぞれ3つまで習得できます。音階練習では4つまで練習可能です。
篠崎バイオリン教本3巻
前半は、カイザーのエチュード短縮版と曲が交互に掲載され、進むごとに技術がどんどん習得できる優れた楽譜です。
後半は、ポジション移動のみに特化していて、それぞれの左手のフォームなどを意識しながら練習できるように編集されています。
1巻2巻と進んでこられた生徒さんはこの3巻もぜひ練習して欲しい1冊です。
篠崎バイオリン教本4巻
前巻のシリーズに引き続き、カイザーのエチュード短縮版25〜36番と2オクターブの音階練習が掲載されています。
曲は教則本定番が網羅されていて、確実にスキルアップできます。
他社出版の楽譜の曲が被っているものが多く、他社テキストを併用する生徒さんは同じ曲を省いて練習を進めていけば良いかと思います。
ウォールファールト60の練習曲
エチュードと言われる、サブ教材です。60曲掲載され、前半の30番まではファーストポジションのみで弾くことができます。
後半31番以降はサードポジションを習得された生徒さんの練習課題になっています。たくさんの奏法が練習でき、短めの曲が多いので、コンスタントに進めることができます。
お子さま向けのコンクール課題曲にもよく選出される教材です。
ウォールファールト60の練習曲
バイオリン練習者には最もスタンダードなエチュードです。
バイオリンの基礎的なテクニックを身につけるためにカイザー(1818-1888)自身の作曲による全36曲からなる練習曲集です。
篠崎教本シリーズに掲載されている短縮版の原型版がこちらになります。
コンクールの課題曲に選出される定番エチュードです。
全音楽譜出版社から発売されている1冊に12曲ずつ、3冊に分かれたテキストをお使いの生徒さんが多いです。